日本マクドナルドホールディングスが6日発表した8月の既存店売上高は、前年同月比14.5%増と、21カ月連続で前年実績を上回ったそうです。
堅調な業績を受け、同社は店舗や人材などで成長投資を加速させ、抑えていた新規出店を拡大に転じ、平成30年12月期は10年ぶりに店舗数を増やすことも検討するようです。
8月は「マック」と「マクド」と東西で異なるマクドナルドの愛称を競う販促キャンペーンや新メニューの投入が奏功し、客数、客単価ともにプラスだったそうです。
昨年夏はスマートフォンゲーム「ポケモンGO」との連携で集客につなげたが、その反動は見られないようです。
マクドナルドは、平成26年の期限切れ鶏肉の使用問題以降に客離れが深刻化しましたが、キャンペーンや新商品の相次ぐ投入が功を奏し、平成28年12月期は3年ぶりに最終黒字に転換したそうです。
平成29年12月期も過去最高益を見込み、「成長局面を迎えた」(サラ・カサノバ社長)として攻めの経営に転じるようです。
平成29年12月期は期初計画で350~400店舗を改装する予定でしたが、500店舗に引き上げるそうです。
平成21年12月期以降は減少が続いていた店舗数を平成30年12月期は増やすことも検討するそうです。
好調が続いていますね。
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