塩野義がタミフルより早く効くインフルエンザ新薬を来年にも発売

TAROSSAさん
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塩野義製薬は、1回の服用でインフルエンザに効くという新薬の臨床試験(治験)で、十分な効果が認められたそうです。
今年度中に厚生労働省に製造販売の認可申請を行い、世界初の画期的な医薬品になる可能性が高いため、厚労省は優先的に審査する方針で、平成30年度中にも発売される見通しだそうです。

新薬は、口や鼻から体内に入ったインフルエンザウイルスが細胞内に侵入したさい、ウイルスの遺伝子に働きかけて増殖できなくさせるそうです。
日本と北米、アジアで計1500人を対象に行った治験では、患者に投与して30時間後にはウイルスが減少し、大きな副作用もなかったとのことです。

インフルエンザ治療薬で効果の高い「タミフル」は、細胞内で増殖したウイルスが他の細胞に広がるのを防ぐもので、5日程度服用を続ける必要がありますが、これに対し、塩野義の新薬は症状を早期に改善し、他者への感染を減少させる効果もあるとのことです。

厚労省は、世界に先駆けて優れた新薬を発売するために優先的に審査する「先駆け審査指定制度」を使って、通常1年程度かかる審査を半年程度に短縮するようです。
塩野義は昨年、この薬の世界販売などでスイス製薬大手のロシュと提携しており、日本以外でも各国の審査を経て売り出すそうです。

この薬は売れそうですね。

4507:5,910円
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