1~6月のIPOは39社で、堅調な株価を追い風に高水準

TAROSSAさん
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新規株式公開(IPO)が活発なようです。
2017年1~6月に新たに上場企業の仲間入りを果たした国内企業は39社で、ここ10年で最多だった2015年(43社)、昨年(40社)に次ぐ多さとなったそうです。
IPOの多い東証マザーズなど新興市場で株価が堅調なことが追い風になっているようです。

IT(情報技術)を活用したビジネスを展開する企業の新規上場が目立ち、なかでも独自のサービスで市場開拓を進める企業が多いようです。

6月30日に上場したツナグ・ソリューションズは、アルバイトやパートに特化した採用サイト構築を手掛けており、4月上場の旅工房は、旅行者ごとの要望に沿った商品を提案・ネット販売するそうです。

ダイレクトメールの発送代行を手掛けるディーエムソリューションズなど「BtoB(企業間取引)ビジネスの企業の上場が多い」(あずさ監査法人の鈴木智博氏)のも特徴のようです。

IPO企業への投資家の人気は高く、1~6月は9割の35社で初値が公開価格(公募・売り出し価格)を上回ったそうです。
上場後の株価も堅調で、3日終値が公開価格を上回る企業も37社と9割を超えるそうです。

7月以降も特徴的なIT関連企業を中心に新規上場が相次ぎそうです。
年間のIPO社数は80~90社の見通しで、ここ10年で最も多かった2015年(92社)や昨年(83社)に並びそうです。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の磯橋敏雄氏は「新しいテクノロジーを使い、業務の効率化を提案する企業の上場に注目している」と話したそうです。

ただ、リーマン・ショック前の規模には届かない見通しで、1~6月のIPOが過去最も多かったのは2006年の93社、この年は年間でも188社と高水準だったそうです。

2006年とは全然違いますね。

6551:5,400円、 6548:3,795円、 6549:5,850円
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