近頃米国のハイテク株が軟調な理由の一つとして
ヘッジファンドの売りが指摘されています。
多くのヘッジファンドは「ドル買い、ハイテク株買い」を中心に
トランプラリーの原動力になったとも言われていますが
既にドル買いポジションは整理されており
ハイテク株のポジション調整が現在進行中ではないかと考えています。
中でもフェイスブック、アマゾン、ネットフリックス、アルファベットなど
「旧FANG銘柄」を擁するナスダック100指数は前日比-1.74%と
ナスダック総合指数の-1.44%を大きく上回っています。
因みにナスダック総合指数が、目先の心理的節目6100ptを割り込むか
それとも反発するかが注目されており
今後の動向次第では東京市場も半導体を中心としたハイテク株が
大きな影響を受ける可能性が高いので注意して置きたいところです。
<SOX指数も軟調>
http://www.traders.co.jp/foreign_stocks/foreign_index/foreign_index_chart.asp?ID=0905%20&smdct=4
<今日のポイント>
〇日経平均が2万円台をキープ出来るか?(ドル円相場112円の攻防次第)
流れ的には月末のドレッシング買いより手仕舞い売りが優先か
〇現在ドル円は日米金利差(拡大)よりNY株価に連動しており
目先のサポートラインとして考えられる
ダウ20944ドル(75日線)、ナスダック6100ptを注視したいと思います