TAROSSAさんのブログ

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大日本住友製薬が新抗がん薬への治験失敗で発売が大幅遅れへ

大日本住友製薬が、次の主力薬にしようと開発を進めている抗がん薬「ナパブカシン」の発売が大幅に遅れる見通しになったようです。
同社によると予定より少なくとも2年遅れ、2020〜2022年度になるとのことで、経営への影響も出てくると思われます。

ナパブカシンは、がんをつくり出す「がん幹細胞」を直接攻撃する薬で、比較的安い製造費で効果が出ると期待されていたそうです。
だが胃がん患者での臨床試験(治験)では、既存の薬と比べ高い効果が出ず、事実上失敗したようです。
今後は結腸直腸がん患者向けなどの開発に集中するとのことです。

同社は、主力の抗精神病薬「ルラシドン(商品名ラツーダ)」の売上高が全体の約3割を占めますが、売上高の大半を占める北米で2019年に特許切れとなるため、その穴埋めとなる新薬の開発を急いでいたそうです。
ナパブカシンはその一つで、年間売上高1千億円を超えるとみていたようです。

これは業績に影響がでてきそうですね。
株価も下がるんでしょうか。

4506:1,554円
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