昨夜のNY市場は年内の追加利上げを示唆したFRBイエレン議長(ロンドンにて)
及びフィラデルフィア連銀パーカー総裁の発言を嫌気して下落。
中でもハイテク株は買われ過ぎとの警戒感から軒並み売られ
ナスダック100指数は前日比-1.83%と
ナスダック総合指数の-1.61%を上回って引けています。
因みにハイテク株にはヘッジファンドの手仕舞い売りが出ているとの観測もあり
日柄調整だけでなく値幅調整にも要注意だと思います。
またオバマケア代替法案の審議が延期されヘルスケア関連株も下落。
一方で今後金利の上昇が見込まれることから金融株は堅調でした。
この結果、ドル円相場も112円台から113円台を覗う展開になっていますが
NY株式市場がリスクオフに転じた場合、日米金利差拡大による円安と
米株安による円高の綱引きになるのではないかと予想しています。
何れにしても、特に夏季休暇後の株式市場はリスキーな展開になる様な気がします。