中部電力浜岡原発1、2号機の廃炉事業の一部を、日立製作所が受注したそうです。
原子炉を納入した東芝が有利とみられていましたが、入札で日立が競り勝ったそうです。
日立が受注するのは、原子炉内に残る放射性物質を取り除く除染装置で、中部電によると、今年4月に日立と契約を結び、発注額は数億円規模とみられるそうです。
30日に会見した中部電力の勝野哲社長は「今回の除染についてはメーカー固有の技術がいるわけではない。(除染装置の)品質と価格で選んだ」と話したそうです。
浜岡原発1、2号機は2009年に運転を終え、約30年をかける予定の廃炉作業が進んでいるとのことです。
国内では原発の新増設が見通せない一方、老朽化原発の廃炉作業がこれから本格化するため、廃炉作業を巡る原発メーカーの受注競争も激しくなっているようです。
東芝は油断していたんでしょうかね。
6501:670.2円、 6502:260.8円、 9502:1,505.5円