お気付きの方も多いと思いますが、4月中旬以降中国本土株の下落が止まりません。
上海総合指数は岩盤だと考えられていた3100ptを割り込み
上値の重い状況が続いています。
(上海総合指数の推移)
http://finance.sina.com.cn/realstock/company/sh000001/nc.shtml
下落の発端は4月中旬に金融当局が投機を抑制する目的で
投機的と判断された銘柄の売買を一時中止したためで
中国本土市場の構造的な欠陥が表面化したものと考えて良さそうです。
(ご参考:中国本土市場は投機中心の相場)
https://zuuonline.com/archives/149095
但しファンダは決して悪くないので、それほど深刻な問題という認識はありませんが
中国本土株の下落は、過去に何度かヘッジファンドの売り材料として利用された経緯があり
東京市場が巻き込まれかねないリスクとして
一応注意して置いた方が賢明だと思います。