今日も小型の防衛関連株だけが買われ、その他はほぼ全面安という状況です。
勿論下落の要因は明白で、半島情勢の不透明感と円高ですが
有事に円が買われ易いのは、別に円の信任が厚いからではなく
デフレ環境にある日本の円が最も下落し難いという後ろ向きの理由なので
株式投資家にとっては実に傍迷惑な話だと思います。
つまり投資家は円を買いたくて買っている訳ではないので
世界的な金融不安を除けば「有事の円高」は殆ど一過性の現象ということになります。
ところで「北」の4月15日は故金日成国家主席の生誕105周年記念日に当たるため
この日にミサイル発射や核実験を行う可能性が高いと報じられています。
しかし今回は「北」も米国の本気度を感じており
強がってはいますが、内心恐怖心も強いのではないかと推察しています。
もしかすると、戦争ごっこが大好きなお子ちゃま将軍は
今頃ビビッて何処かに隠れているかも知れません。
だからといって何事も起こらないという保証はありませんが
米国の本音も近隣の同盟国を巻き込む戦争は避けたい筈なので
「北」の出方を見ている状況だと思います。
という訳で、以下は得意の妄想です。
「北」も取り敢えず「米・中・韓」の動きを見て
先に仕掛けられない限り記念日の挑発行動は控える。
そこで中国が間に入り、話し合いでの解決を試みるという
過去に何度もあったパターンを繰り返す。
また15日に何事も起こらない可能性がある以上
過熱した防衛関連株はその前に梯子を外されるかも。
週末まで保有するのは危険だという臭いがプンプンしますけど。(^^;
儲かった人は早めに逃げた方がいいかも知れませんね。(^_^;)