昨夜のNYダウは下落幅が一時180ドルを超える場面もありましたが
このところの大幅な調整で流石に下値では買い戻しが入った様です。
チャート的には長い下髭を付けたことで底打ち感もありますが
ダウが8営業日続落したのは6年ぶりのことなので、売り圧力は依然強いと思います。
理由はトランプ大統領の政策実行力に疑問や不安が台頭しているためですが
1営業日の下げ幅が比較的小さいとはいえ
投資家心理が冷え込み始めたのは事実ですから
今後株価はマイナス要因に反応し易くなると思います。
(政策実行の遅れや規模の縮小があれば暴落も)
一方今日の東京市場は配当権利取りの買いに期待出来そうですが
ドル円110円割れのリスクが燻っているうちは、買いが続く可能性は低いと考えています。
日経平均19200円~19300円までは戻しそうですが
19500円を上抜けるパワーは暫く期待出来ない気がします。