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シャープが2018年にも液晶TVの国内生産撤退へ
シャープの戴正呉社長は、2018年にも液晶テレビの国内生産から撤退する方針を明らかにしたそうです。
三重県亀山市の亀山工場でつくったテレビは「世界の亀山ブランド」として一時代を築きましたが、近年は採算が悪化しており、「アクオス」ブランドのテレビ生産は親会社の鴻海精密工業(台湾)に任せるようです。
シャープの国内テレビ工場は現在、亀山と栃木県矢板市にあり、年間の生産台数は非公表ですが、計数十万台のようです。
2004~2012年には「世界の亀山ブランド」と銘打ち、ライバルメーカーが海外にテレビの生産拠点を移すなか、高品質の国産テレビを売りにしていました。
だが最近は生産設備の老朽化が進み、中国など海外工場に比べて効率的に生産できなくなっており、戴社長は「国内では無理。海外生産しないと、シャープの液晶テレビが売れなくなってしまう」と話したそうです。
国内は開発や試作、アフターサービスなどに絞る方針だそうです。
約2千人が働く亀山工場は今後、スマートフォンやタブレット向けの中小型液晶パネルの生産に集中するようです。
栃木工場の従業員約760人のうち、生産部門の約100人は既に営業部門に配置転換したとのことです。
いずれは、とは思っていましたが、とうとう亀山ブランドがなくなってしまうんですね。
寂しいですね。
6753:422円
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