今年の産業用ロボ出荷額は世界での需要増により最高見通し

[TAROSSAさん]

日本ロボット工業会は、2017年の産業用ロボット出荷額が前年比７％増の7500億円と過去最高になる見通しを発表したそうです。

人手不足が続く日本に加え、製造現場の自動化ニーズが高まる中国など世界で需要が増えるとみているようです。

2016年実績は2015年比３％増えて7000億円超の見込みで、国や業種別の内訳が分かる会員企業（33社分）に限ると国内は9.7％増の1666億円、このうち自動車産業向けが19.3％増だったそうです。

輸出は3.0％増の3880億円で、2017年は日本や中国のほか、米国での投資拡大にも期待が高まっているようです。

川崎重工業ロボットビジネスセンター長の橋本常務執行役員は「日本の人手不足は顕著だがロボットの活用は十分進んでいない」と話したそうです。

不二越の本間社長は「中長期で需要が見込めるのはロボット」とみて、国内外でロボット工場を新設する意向のようです。

安川電機の津田会長は中国について「自動化に取り組む余地が先進国よりも大きくロボット導入のスピードが速い」と話したそうです。

ロボットが期待通り売れて、この3社の株価も上がるといいですね。

7012：370円、　6474：556円、　6506：2,067円