中小液晶パネル大手のジャパンディスプレイ(JDI)は、スマートフォン向けの5.5型シート状液晶ディスプレー「フルアクティブ・フレックス」を開発したそうです。
プラスチックを基板に採用し、折り曲げられるため、デザインの自由度を拡大できるとのことです。
先行開発しているシート状有機ELディスプレーとともに2018年から量産化を目指しており、ノートパソコンや車載用曲面ディスプレーなどへの応用も検討するそうです。
フルアクティブ・フレックスは、この日行われた技術展で公開され、熱に強く、光を通しやすいフィルム基板を採用し、ガラスとは違って落としても割れることはないそうです。
15ヘルツの低周波でも駆動するため、消費電力も低減でき、有機ELを使う場合と比べ製造コストは半減できるとのことです。
JDIは2017年度上期に、ソニーとパナソニックの有機EL開発機能を統合した「JOLED(ジェイオーレッド)」を子会社化する計画で、テレビやデジタルサイネージ(電子看板)など向けの大型パネルの分野へも事業領域を広げる方針だそうです。
いろんな用途がありそうですね。
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