yuhsanさんのブログ
株はバブルに乗って(その3)―まとめ
私のバブル人生は、昨日ご覧いただいたとおりです。
私の人生にとっては、あのバブルがすべてといっていいのかもしれません。人生の楽しさ、お金儲けの面白さを体験させてくれました。あわせて弾けた後の怖さと悲惨さも教えてくれたのです。
株式投資は、失敗と成功の繰り返しですが、そのすべてがバブルに凝縮されています。
失敗の原因を一言でいえば、バブルとはどんなものかがよく理解できなかったからです。株はどんなに高くなっても、弾けなければいいのです。弾けることが悪に繋がるのです。昭和バブルも弾けてから元に戻るまでに、23年も掛かっています。
弾けて社会問題化すると、株式投資に対する偏見や阻害を生じるばかりでなく、社会の制度や生き方さえも変えてしまうのです。株はいくら高くなっても、破裂させなければ……。そのためにはどうしたらいいのでしょうか。日銀の黒田さんはよくご存じだと思います。
コンピューターと外国人投資家が支配する日本の市場では、ふたたびバブルは起きないという意見もあります。でも、現に金融工学が発達したアメリカで、リーマンショックが起きているではありませんか。
今回のアベノミクス相場が高値になればなるほど、「大相場はバブルで終わる」可能性が高まります。すでに何人ものえらい方が、バブルだといっています。せめていくら株で儲けても、バブル、バブルといわないほうがいいのかも。それが世間に対する礼儀なのかもしれません。株は魔性ですからね……。
そうはいっても、私のようにバブルの天国と地獄を味わった人間が少なくなると、バブルの影の部分だけが増殖され、次の世代に伝わってしまいます。株で大いに儲けて、豊かな老後を楽しむバブルの光の部分を忘れてしまってはなんにもなりません。
以下は、私のバブルについての「まとめ」です。
悪かった点
(1)ボロ株で成功し、ボロ株でやられた。
(2)ITバブルに乗れなかった。
(3)持株から倒産会社が続出した。
(4)株価の異常な高騰を自分で勝手に正当化してしまった。
(5)投資と生活資金が混在していた。
(6)バブルの影の部分を理解していなかった。
改善した点
(1)ボロ株を損切りし、配当重視の優良株に乗り換えた。
(2)投資方法を投資環境に合わせて見直した。
(3)記録を整理し、ファンドを作り、金の出入りを明確にした。
(4)株式依存症から抜け出すことができた。
反省したけどやらなかった点
(1)ヘッジ売りや現金ポジション増などの株価下落対策。
(2)カラ売り。
(3)デイトレや短期投資中心の投資方法。
(4)外国為替、商品、投信などへの投資分散。
褒めたい点もほんの少し
(1)決して諦めなかった。
(2)儲かったときに資金の一部を回収し、非日常的な支出に当てた。
もしこんどバブルに遭遇したら
(1)大いに儲けて今度こそ南の島へ移住。
(2)だけど、この歳じゃ無理だぁ~~
~~~~~
これをもちまして、当分の間休業させていただきます。長いこと付き合っていただきありがとうございました。
キンドルストアから出版されております「波乗り投資法保存版」は、引き続いて最新情報を加えて更新しております。今回のシリーズを含めて、詳しくご覧になりたい方はぜひどうぞ。
皆様方のご健勝を祈念しております。
こんばんは。
休業とは?
ブログをお書きにならないのでしょうか?
おはようございます
私も書き続けたいのですが、だんだん机の前に座って、キーボードをたたくのが面倒に感じるようになってきました。
それに書き出すと長くなるし、誤字はないか、文章に矛盾はないか、読みやすいか、などのチェックをして、一つのブログを書きあげるのに1時間はかかります。
それでも、本を書く際のチェックになると思い、「みんかぶ」のブログを使わしていただいています。
そのため投稿を仕事の一部と思ってやっていたもんですから……。つい休業という言葉になってしまいました。
最近は、結論だけの投稿も多く見受けられます。あのトランプさんみたいに、短い文章の中に、いいたいことがいえるといいんですが。
「口はペンより強し」なのかもしれません。
そんなわけで当面、本のほうに力を入れます。
次はゴールデンウィークのように、長い休みがあるときにお会いできたらと思っています。
いろいろ教えていただきありがとうございました。
yuhsanさん お疲れ様です。
ブログの再開は藤の季節ですか。
寂しいですが首を長~~~くしてお待ちしています。
あまり無理をなさらずマイペースで良いお仕事をして下さい。
これから寒さが増して来ますので、どうぞご自愛下さい。
そして今年も沢山勉強させて頂きたいと思います。