ＴＤＫが米センサー大手企業を1572億円で買収

[TAROSSAさん]

ＴＤＫは、米電子部品企業のインベンセンスの全株式を取得して買収するそうです。

買収金額は約1572億円（１株当たり13米ドル）の見込みだそうです。

 

インベンセンスはスマートフォンで使用されるモーションセンサーなどを手掛け、米アップルや韓国サムスン電子にも供給しているそうです。

 

ＴＤＫは今回の買収についてＩｏＴ（モノのインターネット）や車載、情報通信技術（ＩＣＴ）向けなど、注力領域であるセンサー・アクチュエーター（駆動部品）事業の強化が狙いとのことです。

買収資金は手元現金を充当する予定で、１株当たり13ドルの買収価格は20日までの60日取引日におけるインベンセンス普通株の売買高加重平均株価に対して52.4％上乗せしたそうです。

2017年度上期中の買収完了を目指すようです。

 

21日開いた電話会議でＴＤＫの石黒社長は、今回の買収を通じてセンサー事業の売上高を2021年３月期に現状の４倍の2000億円に引き上げると説明したそうです。

 

インベンセンスは2003年６月設立で、2016年３月期の売上高は４億1800万ドル（約490億円）、営業利益は290万ドル（３億4200万円）、買収金額について石黒氏は、「技術の将来性と今後の相乗効果を上乗せして価値を算出した」そうです。

 

営業利益が3億円台の会社を1572億円もだして買うんですね。

伸びてくれるといいですね。

 

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