kabukabumanさんのブログ
対米露外交に思うこと(プーチは894、トランプは商売人)
<日露外交>
今月開かれる予定の日露首脳会談ですが
現在のプーチはトランプ政権への接近を最優先課題にしているそうなので
今回の首脳会談は茶番劇に終わる可能性が高いと考えています。
またそれ以前に首脳会談を間近に控え、択捉島と国後島に地対艦ミサイルを配備したり
日本との交渉窓口役を務めていた高官を突然収賄容疑で逮捕するなどの行為は
交渉を100%優位に進めようというプーチの本音を如実に物語っていると思います。
そもそもプーチに北方領土を返還する意思がさらさらないことは
ペルーで行われた会談で安倍総理も感じ取られた様で
今回の首脳会談で日本が得るものは殆ど無い様な気がします。
何しろ交渉相手は894(893以上)ですから、日本から最大限の経済援助を取り付け
北方領土は未来永劫、外交交渉を有利に進めるカードとして温存して置くつもりでしょう。
因みに、株式市場ではロシア関連銘柄の人気が続いており
首脳会談に対する期待の大きさが伝わって来ます。
しかし個人的にはあまり深追いはしない方が賢明だと感じる今日この頃です。
894
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<日米外交>
トランプ氏が次期大統領に内定したことで
少なくとも米国がTPPに参加する可能性は消えましたが
それどころか、以下の記事からも想像出来る様に
輸入関税を引き上げるかも知れません。
一方で、経済対策に関する同氏の公約「インフラ整備の強化」に関して
日本を含む海外企業にも大きなビジネスチャンスだと捉える記事をよく目にしますが
保護貿易主義に走りかねないトランプ政権に期待するのは如何なものかと思います。
さらに現在先進国の株価は、米国経済の発展を先取りするかの様に高騰していますが
果たして保護主義で経済が発展するのか?という強い疑問も残ります。
また首席戦略官兼上級顧問に就任が決まったスティーブン・バノン氏にも要注意でしょう。
アジア叩きが始まるかも知れませんから。。。
http://www.sankei.com/west/news/161202/wst1612020003-n1.html
因みに、アメリカ国民がトランプ祭りに酔い痴れるのは理解出来ますが
日本人が株価の高騰に酔い痴れるのは、少々的外れではないかと思います。
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りす栗さん おはようございます。
日本の政治家は外面が良過ぎるのでしょうか?
それとも日本人がお人好しの民族なのでしょうか?
それが高じて世界NO.1の債権国に長年君臨しているのかも知れませんね。
勿論開発途上国への純粋な支援は先進国として立派な行いだと思いますが
未だに戦争の爪跡が外交交渉の邪魔をするのは
近隣諸国に恵まれていないだけでなく
日本側にも打破出来ない外交の弱さがあったのではないかと
ふと感じたりもします。
嘗て鄧小平氏が松下幸之助氏に対して
中国の経済発展に協力を求め頭を下げたという話は有名ですが
少なくとも現在の近隣諸国は平気で恩を仇で返すので要注意だと感じます。
https://matome.naver.jp/odai/2134894782953228101
それでも私は日本が最も好きですし、もし生まれ変わることがあれば
再び日本人に生まれたいと思います。
私が何だかんだと講釈を垂れても、プーチン大統領の来日に向け
ロシア関連株は再び買われるかも知れません。(picksは買い予想のままです)
私も主力銘柄の押し目は超短期で買ってみたいとも思いますが
少なくとも首脳会談の結果が「Win Win」で纏まることはないと予想しており
カジノ銘柄同様、今は食い逃げ戦法に徹するのが賢明だと思います。
因みに、ロシア関連銘柄に長期投資を行うとすれば
最低でも二島返還が実現した時だと考えています。