野菜価格高騰で注目集め野菜の宅配サービスが好調

[TAROSSAさん]

天候不順による野菜価格の高騰を受け、野菜の宅配サービスが注目を集めているようです。

あらかじめ決めた価格で農家から野菜を仕入れるため普段はやや値が張りますが、最近ではスーパーなどで売られる商品との価格差が縮小したり、割安になったりするケースもあり、売れ行きも好調だそうです。

野菜の宅配サービスは、有機栽培や低農薬栽培などこだわりの野菜を注文できるのが特長で、送料負担があるものの、健康志向の高まりに加え、インターネットで注文できる手軽さなどから利用者を増やしてきたそうです。

 

NTTドコモの子会社、らでぃっしゅぼーやは、白菜（２分の１サイズ）を265円前後、キャベツ（１玉）を300円前後で販売しているそうです。

「扱っている野菜はスーパーの店頭価格の２倍近くになることがあるが、今は逆転している種類もある」（広報担当）とのことです。

新規会員向けの詰め合わせセット（1980円）は人気アニメとのコラボレーション効果もあり、11月中旬時点で前月比1.5倍の販売数で推移しているそうです。

2000年から生鮮食品などの宅配サービスを手掛けてきたオイシックスでは、１～２種類の野菜や果物が入ったセット（378円、518円の２種類）の10月の売り上げが、６月との比較で約1.7倍に増加したそうです。

 

1975年設立の大地を守る会でも、10月の「お試しセット」の注文件数は８月比で50％以上の伸びで、新たに会員になった人からは「ネットで価格を比較して、入会を決めた」といった声が聞かれるとのことです。

 

たしかに今までなら高く感じていたのが、お手頃になってきていて、試してみようという人もけっこういるんでしょうね。

 

9437：2,596円、　3182：2,068円