昨夜のNY市場は冴えない経済指標とトランプ氏の支持率上昇が主な下落要因でした。
○建設支出(前月比)-0.4%(市場予想+0.5%)➡7~9月期のGDPが下方修正される可能性
○大統領選の世論調査でトランプ氏猛追が株価の重し(選挙当日までにはさらに縺れる可能性大)
○今週末発表の雇用統計が良好なら年内利上げはほぼ確定的?(リスクオフが進む恐れ)
○現状の利上げ予想(11月=7.2%、12月=73.6%)
○相変わらずアップルの株価が冴えないことやファイザー株の下落が足を引っ張る
一方今週の東京市場は円安が一服したことや、米大統領選の不透明感が増したこと
さらには週末の米雇用統計を見極めるため、積極的な買い手は不在になりそうです。
また外資系証券の先物・オプシヨン手口から推察すると
日経平均株価が調整した場合、当面の下値メドは16650円までだと考えていますが
17000円台で踏ん張れるかどうかが、今後を占う意味で大きなポイントになると思います。