ＮＴＴドコモがコスト削減で営業益、最終益とも２割増に上方修正

[TAROSSAさん]

ＮＴＴドコモは28日、今期（平成29年３月期）の連結業績予想を上方修正し、営業利益は従来予想より300億円多い9400億円に、最終利益は150億円多い6550億円へと引き上げたそうです。

コスト効率化などが要因とのことです。

 

前年比では営業利益は20％増、最終利益も19.4％と、ともに２割増えるそうです。

一方、売上高に相当する営業収益予想は端末販売の減少で100億円引き下げ、前年比1.8％増の４兆6100億円へと下方修正したそうです。

 

同日発表した９月中間連結決算は、営業収益が3.3％増の２兆2883億円、営業利益が26.6％増の5855億円、最終利益は27.8％増の4054億円と増収増益になったそうです。

スマートフォンでの動画などの視聴が増え、データ通信量が利益を押し上げたようです。

 

ドコモは同日、11月１日から「子育て応援プログラム」の提供を始めると発表し、小学生の子供がいる利用者に、毎年の子供の誕生月にネットショッピングなどに使える「ｄポイント」を３千ポイント送るそうです。

 

子供自身がドコモの携帯電話の契約を持たなくても適用され、ドコモは料金プランも、家族単位での顧客の囲い込みを意識したものにしているそうです。

 

営業利益1兆円も近くなってきましたね。

 

9437：2,604円