ＬＩＮＥの全世界利用者数がサービス開始以来初めて横ばい

[TAROSSAさん]

メッセージングアプリ国内首位のＬＩＮＥは、2016年第３四半期（７〜９月）の連結決算発表で、９月末の全世界の「月間アクティブユーザー数（ＭＡＵ）」が２億2000万人となり、前四半期（６月末）から横ばいだったそうです。

四半期ベースで全世界ＭＡＵが横ばいとなるのは2011年のサービス開始以来初めてだそうです。

 

アクティブユーザー数は、実際にサービスを利用している人の数で、その規模や伸びは、メッセージングアプリの影響力や、成長の勢いを判断するために使われるそうです。

ＬＩＮＥの３月末の全世界のＭＡＵは２億1840万人で、サービス開始以来ＭＡＵは順調に拡大してきましたが、最近、世界全体での伸びの鈍化は明確になっているようです。

 

こうした流れを受け、同社は既に日本、台湾、タイ、インドネシアの４カ国に経営資源を集中する方向に方針を転換し、これら４カ国ベースでの９月末のＭＡＵは１億6200万人で、前期（６月末）の１億5700万人から増加しているそうです。

 

ＬＩＮＥの全世界のＭＡＵが今後、再び増加に転じるか否かは、これら４カ国、特に、成長余地の大きい、日本を除くアジア３カ国でのサービス浸透にかかっているようです。

 

頭打ちというニュースがでると、株価も頭打ちになってしまうんでしょうかね。

 

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