電通が過労自殺受け残業抑制策として午後10時に全館消灯

[TAROSSAさん]

広告代理店最大手の電通は24日、女性新入社員（当時24歳）の過労自殺を受けた残業抑制策として、午後10時に社内全館を一斉消灯したそうです。

25日以降も午後10時〜翌日午前５時、毎日消灯するそうです。

関西（大阪市）▽京都（京都市）▽中部（名古屋市）の各支社でも実施したそうです。

これまでも夜間に一斉消灯していましたが、残業を続ける社員が職場の照明をつけており、今回、午後10時以降再点灯できないようビルのシステムを変更したそうです。

48階建ての本社ビルは午後10時、レストラン街などを除く１〜45階の照明が消えたそうです。

事前に「速やかに業務を終了して退館する」よう指示が出ていて、午後10時を待たずに帰宅する社員も多かったようです。

電通は「社員の健康維持と法令順守のために労働環境の改善に全力で取り組む」とのことです。

 

また、電通は労使協定で最長70時間に定めていた月間の時間外労働時間の上限を、11月から５時間引き下げて65時間にするそうです。

 

のど元過ぎれば熱さ忘れるとならないように、こういった施策が続くといいですね。

 

4324：5,140円