世の中にはETFを含め、数多くのインデックスファンドがある。
それはもう、星の数ほど…は言いすぎだが、国内外に沢山あるのは事実だ。
日経平均225に連動を目指すファンドだけでも、国内に20本以上ある。
実際、どれを買えば良いのさ!? って疑問も出てもおかしくない。
ここで教科書通りの回答をするなら、
「純資産総額が大きめ(償還されにくい)で、
購入手数料と信託報酬が安め(低コスト)のファンド」
となるが、それだけでほんとうに良いのか?
私は、昨今の信託報酬競争には疑問がある。
安さが全てってもんじゃないだろう。
無論、高いことが良いとは言わないけどさ。
というわけで、本当に良いインデックスファンドを見つけるべく、
" 輝いとけ! 第一回 日経平均選手権! "
を勝手に開催しちゃいます!
【選定および審査基準】
まず、myIndexのサイトから、
日経平均のETF、インデックスファンドの情報を取得。
短いと比べられないので、3年以上運用されているものを比較した。
(なお、途中で手が痛くなってきたので全て載せていないが、
22本記載したので十分と考えた。)
それぞれの3年、5年、10年間のリターンとシャープレシオを記載し比較。
参考として信託報酬もつけておく。
結果はこちら↓(転機ミスしてたらゴメンナサイ!)
パッと目に付くのは、実際の指数より各ファンドの方がパフォーマンスが良い(汗)
これは、myIndexの日経平均の指数のデータが配当なしのものしかなかったからだ。(他のものは配当込み。)
なので、あくまで参考値として見てほしい。
さてそれ以外では、
ETF ≧ 一般インデックスF という関係が見られるが、
ニッセイ日経225や225IDXオープンの様に、ほぼ互角のファンドがある。
(驚くべきことに、10年間では225IDXオープンはiShares日経225に勝っている!)
信託報酬を見てみると、0.80%と高いファンドはパフォーマンスが悪いが、
三井住友・日経225 OP は0.70%と4番目に高いのに良い成績を収めるなど例外もある。
普通に考えると、信託報酬に0.5%の差があれば、
10年後には累計して約4.9%の差が差が出て然るべきだが、実際はそんな差は出ていない。
などなど、なかなか面白い結果となった。
なお今回の結果では、総合優勝はダイワ日経225ETF となった。(全期間で1位!)
これを見て、皆さんは「ダイワの日経225ETFを買うぞ!」と思うかもしれない。
ただ、少し待って欲しい。
これはあくまで過去の結果であり、
未来もそうなるとは限らないことを念頭に入れていただきたい。
今は振るわないファンドが今後、「オレの日経平均力が火を噴くぜッ!」と言わんばかりに
パフォーマンスが向上する可能性もあるのだから。
無論、インデックスなのでそう大きく差は出ないと思うけど。