2016年9月21日「日銀金融政策決定会合の要旨」
○「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」の導入
つまりマイナス金利の導入で下がった長期金利を上げるということですから
10年物の国債金利を「マイナス」から「0%」に誘導することを目的としている訳で
決して緩和的な政策とは言えません。
詳しくはこちらをご覧ください。○┓ペコッ
http://www.boj.or.jp/announcements/release_2016/k160921a.pdf
それでも、金融政策決定会合後「円安・株高」に振れたのは
年内追加緩和の可能性が残ったことと、マイナス金利を据え置いた点にあると思いますが
どう考えても錯覚が入り混じっている様な気がして仕方ありません。
現在ドル円相場は、今日のmax 102.78円から およそ1円程度下落しており
今夜のFOMCで利上げが見送られると、再び100円割れが視野に入る様な気がします。
因みに今回の決定で、経済の専門家である木内審議員と佐藤審議員は反対された様ですが
このパターン(マイナス金利導入時も同様)が最近恒例になっているのは少々気掛かりです。
穿った見方をすれば・・・・・(この先は内緒です ^^;)
ということで今回の株高、賞味期限は意外に短いのではないかと考えています。
後はFRBが利上げに踏み切るかどうかにかかっていますが
発表予定時刻(イエレン議長の記者会見)は日本時間の22日午前3時。
何とも長~~~い一日になりました。(^_^;)