ということは、当面株価が上昇する材料は無くなったのも同じこと。
シラケた大統領選挙も手伝って、年末に向けリスクオフが強まると予想しています。
昨日発表された8月小売り売上高が低調で、内需の減速懸念が急浮上。
市場は9月利上げ見送りが決定的になったと判断し、ドルが売られ株価も上昇しました。
景気の低迷が株価を押し上げるという皮肉な結果ですが、これが株式市場というものです。
こうなると世界の市場は日銀に注目することになりそうですが
追加緩和が行われるか否かは、今のところ五分五分だと思います。
万一見送りになれば、ドル円が100円を割る可能性も充分あり
主要証券の先物・オプション手口から推察すると
日経平均は15400円~15900円のレンジ相場に突入する様な気がします。
今はひたすら「日銀台風」が通り過ぎるのを待つべきでしょう!
もし追加緩和があると判断し、逆張りで買い向かうとしても
リスクヘッジは怠らない方がいいと思います!


