米7月雇用統計は事前予想の+18.0万人を大きく上回り+25.0万人と極めて良好な結果でした。
当初はブレグジットの影響などで、予想を下回る可能性も指摘されていましたが
2ヶ月連続の大幅増となり、流石にドルは買われています。
ただこれで9月利上げ観測が高まるかどうかは不透明で
個人的には利上げを行っても、年末1回だけではないかと考えています。
好調な雇用統計を受け、現在NY市場は大きく上昇していますが
この後、万一9月利上げを臭わせる様な報道でもあれば
朝目覚めた時にダウのチャートがお辞儀をしているかも知れません。
一方、雇用統計発表直後、一瞬円相場は乱高下しましたが
ドル円の方向性に迷った投資家が多かったからではないでしょうか。
因みに、現在のドル円は102円の攻防ですが
9月利上げ観測が高まらない限り、再び100円方向へ向かう様な気がします。
何れにしても注目イベントが一巡し、良くも悪くも材料が出尽くしただけに
週明けは平穏な相場になるのか、それとも短期筋がお出ましになるのか興味津々です。