元祖SHINSHINさんのブログ
携帯電話のマナーモードは考えものだ
昨日、携帯電話をなくしてしまった。
別の電話機からその携帯へダイヤルしても、
マナーモード設定でバイブにしてあるので、
音がはっきり聞こえない。
気が動転してきてイライラも募ってくるので、
ますます音が耳に入らない。
きっと買い物先へ忘れたのだろうと思い、
連絡を入れるも届け出はない。
現地へ確認に行くも、携帯の姿はどこにもない。
パソコンで何とかならないか検索すると、
GPS機能を使って、自分の携帯を探せることがわかった。
しかし今度は、その画面にたどり着くのに必要なパスワードがわからない。
よく画面を探索してみると、
パスワードを送ってくれる画面を見つけた。
喜び勇んで、画面の指示に従うと、
「パスワードを送りました」と表示された。
でも、その文言をよく読むと、
なんと携帯電話へメールで送ったというではないか。
こっちは、その携帯電話をなくして探しているってのに、
これは一体どういう了見なんだと、またまた頭に血が上ってしまった。
*
数時間探し回ったあげく、
オイラの携帯電話を拾った野郎に文句のひとつでも録音してやろうと思い、
自宅NTT電話から携帯へダイヤルした。
もうすっかり疲れ切って、
リクライニングシートに身を委ねたまま、
なんとなく耳を澄ましたら、
かすかなバイブ音が聞こえてくるではないか。
3回ダイヤルするとすぐに留守電へ行ってしまう設定なもので、
携帯へダイヤルすること4回ほど。
やっぱり、どこかからバイブ音が聞こえている。
しかも、どーやらすぐ近くから音がする。
リクライニングシート横に山積みになっている書籍の中から音がする。
ここも何度も探したっていうのに、
これは一体どういう了見なんだと、再び頭に血が上る。
ガオーと叫ぶと、
書籍の山の端っこの隙間に、携帯がありやがった。
プープー震えていやがった。
マナーモードなんて、もう辞めてやる。
PS:ところで、さっぱりわからなかったパスワードなんだが。
携帯のメールを覗いてみたら、「Jd75Hvtf」となっていた。
なんてイラッとくるパスワードだろう。
すぐに馴染みのパスワードに変更したけど。