「ポケモンGO」の様に社会現象ともなると、株価は必ず過大評価されがちです。
それは私の様な妄想家が、ダウンロード数10億突破などという
馬鹿げた妄想を膨らませるからだと思いますが
今日の様に関連銘柄が軒並みS安になると、初めて現実とのギャップを思い知らされます。
流石に今日だけは「ポケモン祭り」に夢中になっていた投資家心理は恐らくこの様な感じかも。
任天堂 ➡ 忍転堂
サノヤス ➡ ストヤス
イマジカロボット ➡ マジか?ボロボロ
AppBank ➡ アップアップ馬鹿野郎!
シライ電子 ➡ シラケ電子
SKジャパン ➡ 滑って転んでドブにジャポン
ホシデン ➡ 太陽も出ん
マクドナルド ➡ お先真っ暗になるど!
しかしポケモン相場がこのまま終わるとは考えられず
株価が下落すれば、仕手さん、デイトレーダーさん
そしてギャンブラーさん達が、我先にと買い向かう筈です
例えば急騰株の「初押しは買い」「三分の一押しは強気買い」
こうした教訓が短期的な相場の転換点になると思います。
因みに2014年5月に始まった「妖怪ウォッチ」相場も
国内だけとはいえ一時社会現象になりましたが
株価がピークを付けたのは夏休み真っ只中の8月中旬で
「妖怪ウォッチ祭り」はおよそ3ヶ月半続いたことになります。
当時の主役銘柄は「バイダイ・ナムコ」「TV東京」「7552ハピネット」の3銘柄でしたが
ハピネットは今回も「ポケモンGO plus」の関連銘柄として人気を博しています。
株価も妖怪ウォッチがブームになる直前と同じ900円前後から上昇を始めており
状況は酷似していますが、当時の高値は2371円でしたから
ポケモン相場に関してはそれほど過熱感はありません。
恐らく社会現象のスケールが大きい代わりに
関連銘柄が多く、資金が分散しているためだと思われますが
過去の高値を引き摺ると、投資が失敗に終わる可能性が高いので注意が必要です。
☆相場格言「高値覚え、安値覚え」
過去の高値・安値を記憶していると、その記憶が邪魔をして投資判断を誤らせる。
相場は日々変化するので、過去と現在とは全く違うことを認識すべき。
話を戻しますが、ポケモン相場は夏休みということもあり、まだまだ続くと思います。
今日S安で引けた銘柄が再びS高連荘を演じたり
思わぬ銘柄が関連銘柄として登場して来るかも知れません。
しかしポケモンGOに関しては、社会現象が社会問題を引き起こすことも大いに考えられるため
安心して投資出来るかといえば、今のところはやや不安というのが正直な気持ちです。
(今日の売買はありません)