昨日のNY市場は3年振りの8連騰を達成しました。
ダウが連日史上最高値を更新した最大の原因は
経済指標が良好で年内利上げ観測が遠のいていることだと思います。
直近の利上げ予想は年末に1回が44%とやや上昇している様ですが
それでも50%を切っている状態で、NY株にとっては最も心地の良い地合いだと言えそうです。
一方、IMFは19日に世界経済の見通しを下方修正しています。
その中で「Brexit」に対する警戒感を取り上げ、今年の世界GDP成長見通しを
4月時点の3.2%から3.1%(2015年と同水準)へ修正すると同時に
米国経済の見通しは6月時点の予想(成長率2.2%)を据え置いており
これが、近頃ドルが買われている要因の一つかも知れません。
次に東京市場ですが、先週来の株高は漸く「大詰め」を迎えたのではないかと推察しています。
日経平均先物が、当面の高値メド16850円に急接近(16840円)し
ドル円も106.72円まで上昇したことから、アヤ戻し?は終焉が近いと考えており
当初の予定通り、16850円にラージ2枚、mini10枚を売り指値中です。
(売り玉救出作戦の仕上げです)
しかしここで一つ問題があります。
それは日銀が追加緩和に踏み切るかどうかが微妙だということで
ここから先は売りポジに、細目な手当を施す必要があると感じています。
因みに先物は当分売り目線ですが、個別は割安感のある内需銘柄や新興銘柄を
もう少し増やしたいと考えています。
ただ市場の安定化や活性化を図る目的で昨日から導入された「マザーズ先物」の所為?で
市場の活性化は今のところ裏目に出ている様な気がします。
新興銘柄の魅力といえば、長期的には企業の飛躍的な発展ですが
短期的には値動きの良さもあり、個人的には必ずしも安定がbestだとは思えません。
(今日の売買)
3825 REMIX(損切り)