無料通話アプリを提供するLINEが15日、東京証券取引所1部に株式を上場し、株価は公開価格の3300円を大きく上回る水準で推移し、一時5000円まで上昇したものの、終値は4345円となり、公開価格を1045円(32%)上回ったそうです。
終値をもとにした時価総額は9124億円で、東証1部の情報・通信業ではNTTドコモやヤフーなどに次ぐ業界7位の規模となるそうです。
14日に同時上場したニューヨーク証券取引所でも公開価格を27%上回る水準で初日の取引を終え、順調な滑り出しとなったようです。
市場では、「アジア圏の事業展開と国内の収益力強化に対する期待の高さの表れだ」(松井証券の窪田朋一郎氏)との見方が出ているようです。
LINEは上場によって約1300億円を調達し、日本以外では台湾、タイ、インドネシアを主要市場と位置づけ、資金を集中的に投じて海外事業を強化するそうです。
この後の株価がどうなっていくか、注目ですね。
3938:4,345円、 9437:2,848円、 4689:455円