kabukabumanさんのブログ

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そして誰も居なくなった ┐('~`;)┌

【ロンドン時事】

国民投票でEU離脱が決まった英国で、他国の国籍取得や海外移住を模索する人が急増している。

離脱による国内経済の不安定化などへの懸念が背景にある。

隣国アイルランドのほか、英連邦を構成するカナダなどにも問い合わせが殺到し

各国当局は悲鳴を上げている。


英紙タイムズによると、投票結果が発表された24日朝から24時間で、英国からのカナダ当局への旅券やビザ、移住に関するオンラインを通じた問い合わせ件数が普段の4倍以上に増加した。


ニュージーランド移住当局のウェブサイトも

結果発表後の3日間、英国からのアクセス数が毎日5500件に達した。

投票前は1日平均2000件だった。


ロンドンにあるアイルランドの旅券手続き窓口には、27日だけで普段の20倍に当たる4000件の申請があり、対応に終始する在英アイルランド大使館は

これ以上の申請を控えるよう英市民に呼び掛けた。


英紙ガーディアンによると、父親がアイルランド出身という英中部レスター在住の男性(24)は

「将来の選択肢を広げるため、アイルランド国籍を申請した。今後、英国がどのようなことになっても、欧州域内を自由に動くことができる権利を確保しておきたかった」と語った。

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将来に大きな不安を抱えているのは主に40歳台以下の年齢層だと思います。

一般的に30歳~40歳台は消費が最も多い年代だけに、その予備軍である20歳台も含め

こうした年齢層の流出はイギリス経済の弱体化に繋がりかねない一大事の筈です。


ただ、今はまだ不安ばかりが先走っているため

早々に海外移住という安易な選択を考える国民が急増していると思われますが

今後、EUとの交渉が難航すれば、働き盛りの国民が海外へ移住し

労働力不足を移民で補うという皮肉な結果になるかも知れません。


果たして外交交渉の苦手なイギリスが、自国に有利な条件をEUから引き出すことが出来るのか?

事態は思いの外深刻だと思います。


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