昨夜の欧米市場は漸くリバウンド相場になりました。
現在東京市場の予想は、来月の日銀金融政策決定会合まで
15000円~16000円のレンジ相場が続くという見方と
再度15000円割れがあるという二つの見方に分かれていますが
先ずは為替が安定するかどうかが大きなポイントになると思います。
現在1ドル102.6円まで円は上昇していますが
輸出関連株が買い戻されるには微妙な水準だと考えています。
因みに、欧州株の反発で金融市場は一旦落ち着きを見せましたが
英国の離脱交渉に一定の方向感が見えるまで安心は出来ません。
また主要証券のオプション手口から判断すると
16000円以上は余程のポジティブ・サプライズがない限り難しい状況で
依然として株価の軸は下向きだと判断しています。
今日は大きく売り込まれていた輸出関連株やテーマ株は買い戻されそうですが
まだまだ戻り売りには充分気を付けたい局面だと思います。