NK225mini9月限を再度売り建てました(15720円)
勿論来週のイベントに備える意味もありますが
最近の円高・株安は、アベノミスが引き金となり
日銀の異次元緩和による行き過ぎた水準との評価が高まっていることも理由の一つです。
つまり最初の異次元緩和は海外勢から前向きに受け止められたものの
2014年10月の追加緩和以降、過度な円安に振れたとの認識で一致しているのだと思います。
ドル・円(ユーロ/円)月間平均レートの流れは以下の通りです。
2013年1月 89.02円(118.20円)
2013年3月 94.75円(122.92円)
2013年10月 97.98円(127.52円) 日銀異次元緩和
2013年12月 103.61円(141.81円)
2014年10月 107.92円(136.93円) 日銀月末に追加緩和
2014年12月 119.48円(147.20円) ユーロ/円、異次元緩和以来最高値
2015年8月 123.33円(137.15円) ドル/円、異次元緩和実施依頼最高値
2015年12月 121.78円(132.59円) 米国利上げ
2016年1月 118.43円(128.78円)
2016年2月 114.73円(127.57円)
2016年3月 112.92円(125.64円)
2016年4月 109.85円(124.76円)
2016年5月 108.85円(123.10円)
2016年6月16日時点の月間平均 107.14円(120.96円)
2016年6月16日 104.73円(119.11円)
では妥当なドル/円相場は幾らかという話ですが(日本と欧州は量的緩和を続けているので省きます)
日銀の追加緩和以降 過度な円安に振れたとすれば
最初の量的緩和から追加緩和まで19ヶ月間の平均レートが妥当な水準ではないかと考えます。
そうすると101.53円になり、今後はこの数値を基準に相場を予測しようと思います。