<6/13~6/17の主な経済指標等>
6/13(月)
中国5月 鉱工業生産 [前同比] 前回 6.0% ➡ 今回予想 6.0% 11:00
中国5月 小売売上高 [前同比] 前回 10.1% ➡ 今回予想 10.1% 11:00
6/14(火)
米 5月 小売り売上高 [前月比] 前回 1.3% ➡ 今回予想 0.3% 21:30
米 5月 小売り売上高(除自動車) [前月比] 前回 0.8% ➡ 今回予想 0.4% 21:30
6/15(水)
米 6月 NY連銀製造業景気指数 前回 -9.02% ➡ 今回予想 -4.00% 21:30
米 5月 鉱工業生産 [前月比] 前回 0.7% ➡ 今回予想 -0.2% 22:15
米 FOMC終了後政策金利発表 前回 0.25%~0.50% ➡ 今回予想 (据え置き)27:00
米 イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見 27:30
米 4月 対米証券投資(短期債除く) 前回 781億ドル ➡ 今回予想 (-) 29:30
6/16(木)
日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表 前回 -0.10% (発表時刻未定)
日銀金融政策決定会合、年間マネタリーベース増加目標 前回 80兆円 (発表時刻未定)
日銀黒田総裁 定例記者会見 15:30
英 イングランド銀行 金利発表 前回 0.50% ➡ 今回予想 0.50% 20:00
米 6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 前回 -1.8 ➡ 今回予想 1.3 21:30
米 5月 消費者物価指数(CPI) [前月比] 前回 0.4% ➡ 今回予想 0.3% 21:30
米 5月 消費者物価指数(CPI) [前同比] 前回 0.2% ➡ 今回予想 0.2% 21:30
米 5月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前月比] 前回 1.1% ➡ 今回予想 1.1% 21:30
6/17(金)
米) 5月 住宅着工件数 [年率換算件数] 前回 117.2万件 ➡ 今回予想 115.0万件 21:30
米) 5月 住宅着工件数 [前月比] 前回 6.6% ➡ 今回予想 -1.9% 21:30
米) 5月 建設許可件数 [年率換算件数] 前回 111.6万件 ➡ 今回予想 114.6万件 21:30
米) 5月 建設許可件数 [前月比] 前回 3.6% ➡ 今回予想 1.4% 21:30
今週はFOMCと日銀金融政策決定会合が開かれますが
米国の利上げ先送りはほぼ決定的と見られており、動きがあるとすれば日銀だけだと思われます。
ただ23日の英国民投票が控えているだけに、動き辛いタイミングであることは確かでしょう。
ところで、今週最も注目すべき経済指標は「米5月小売り売上高」(予想➡前月比0.3%増)で
予想通りか予想を上回れば、円高の原因にもなった「5月非農業部門雇用者数」の急減が
一過性の異常値だったとの見方が強まり、為替は円安方向に動く可能性があると考えています。
またFOMC終了後に開かれるイエレン議長の記者会見で
FF金利見通しが下方修正されるかどうかも注目点ですが
株価にとって最良のシナリオは、米国の景気が引き続き堅調で
尚且つFRBの利上げペースは緩やかである場合だと思われます。
因みに、日銀の追加緩和時期に関する民間エコノミスト調査によれば
7月との見方が最も多く過半数を占め、6月もしくは9月以降との予想は五分五分という状況です。
但し、サプライズがお好きな黒田総裁のことですから
「円安・株高」効果が最大限に発揮されるのは6月緩和だと考えて居られるかも知れません。
<今週のポイント>
○今週最も注目される経済指標は「米5月小売り売上高」
○日銀がサプライズ緩和に踏み切るかどうか
○米国のFF金利見通し
○英国民投票の事前調査情報