テルモは、世界初の心不全治療用の再生医療製品「ハートシート」を発売したそうです。
大阪大学と共同開発した製品で、年間20~30例の治療での使用を見込んでいますが、同社が再生医療製品を発売したのは初めてだそうです。
重症心不全の患者の大腿部にある筋肉組織を採取した細胞をシート状にして培養し、手術で心臓に貼り付けて治すそうです。
ハートシートは患者の骨格筋芽細胞を採取するためのAキットと、培養した細胞とそれをシート状にするためのBキットという機器などで構成されており、29日にAキットを阪大に出荷し、30日に細胞を採取したそうです。
今後、テルモの施設で細胞を培養して、Bキットを阪大に返す流れになるとのことです。
年間20~30例というのは素人考えでは少ないと思うんですが、これで利益はでるんでしょうかね。
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