前場の日経平均は、4月度貿易収支が+8235億円と、予想(+5400億円)を大幅に上回ったため
円が買われ、一時16430円まで下落しました。
やはりドル円相場が心理的節目の110円を割ると株価は上値が重くなりますね。
一方、先週急落したマザーズ指数は流石に反発していますが、まだ予断を許さない雰囲気です。
ところで日経平均は一時「日経ユニクロ平均」などと揶揄されましたが
最近のマザーズ指数も、その値動きから「ジグそー指数」と名付けたくなります。
勿論「JIG-SAW(ジグソー)」と「そーせい」をくっ付けたゴロ合わせですが
今後マザーズ指数に及ぼす影響度は一段と大きくなる様な気がします。
ただJIG-SAWやブランジスタの高値は、どう考えてもバブっていましたから
ここからマザーズ指数が反転して年初来高値を更新するのは、なかなか容易ではないと思います。
○JIG-SAW 高値23920円(4/22)➡10950円(前場)下落率−54.2%
○そーせい 高値26180円(5/13)➡20190円(前場)下落率−22.9%
○ブランジスタ 高値15850円(5/16)➡ 5660円(前場)下落率−64.3%
因みに、ブランジスタの株価は僅か一週間で三分の一になりましたが
この水準でも会社予想のPERは262倍ですから、まだバブルの範疇です。
それにしても、こういう銘柄を見ると株の怖さをつくずく思い知らされますね (((゚Д゚;)