今週は3営業日連続で、G.Sが日経平均先物6月限を買い越していましたが
今日は674枚の売り越しに転じました。
一方、同じく3営業日連続でコールの売り(17500円)が合計2600枚に上っており
こちらは今日432枚買われていますので
先日までの先物買いは、オプション(コール売り)のヘッジだったと思われます。
従って、今後G.Sが日経平均先物6月限を実需で買い越すか売り越すかが
6月までの東京市場を予想する大きなポイントになりそうです。
*G.Sを通じて2600枚のオプションを解消した大口顧客が何者かは分かりませんが
タイミング的に、FOMCの議事録がタカ派寄りになるとは考えて居なかったのかも知れません。
(個人的な憶測です)
ただ一旦下押しを狙っている外資系証券もありますので
ここは政府の景気対策にサプライズが欲しいところです。
ところで今日の日経平均は、ドル円相場が110円台に乗せたにも関わらず±0に終わりましたが
今度はドル高のNY市場に足を引っ張られる可能性があることや
日経平均先物・オプション市場では
16000円~17000円のレンジで、機関投資家の鬩ぎ合いが行われているため
逆に110円台を割ると16500円の維持が難しい様な気がします。
それにしても今日の日経平均とTOPIXは眠くなる様な展開でしたが
やはり新興市場が盛り上がらないと面白くありませんね。
因みに、昨日の日記で取り上げた「JIG-SAW、そーせい、モルフォ」が反発し
「ブランジスタ」も最後は何とかプラ転し、まずは一安心というところですが
問題は明日も続くかどうかだと思います。