<独り言>
武田薬品が決算を公表しました。
印象はニュートラル。
決算、業績予想にサプライズはない。
為替前提は若干甘め。
株価は底値圏に近い水準。下値リスクは小さそう。
しかし、余裕資産で中長期的に買うのならばよいが、積極的に買う対象にはならない。
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ポイントは以下の通り。
①決算は増収、利益は黒転。
黒転したのは、27/3月期にアクトス関連訴訟にかかる損失2741億円を計上しため。
その影響を除くとほぼ前年並み。
②業績予想は減収増益。
③配当は据え置き。
④当社の医療用医薬品事業のうち、海外の売上は65%程度。
見通しでは海外の売上増を見込むも、円高前提により減収を見込む。
前提は、ドル円が1ドル=110円、ユーロ円が1ユーロ=125円と保守的とは言えない。
<決算概況>
別添え画像参照
<株価データ>
6カ月株価推移
2年間株価推移
(注)投資判断はご自身でお願いします。