ついにドル円相場が109円台に突入し、110円割れが定着しそうな雰囲気になりました。
ドル円が109円台で推移するのは、2014年10月に追加緩和が行われた時以来です。
そこで当時の円相場と日経平均株価を振り返ってみたいと思います。
(赤字がドル円:青字が日経平均株価)
2014年10月30日(追加緩和実施:黒田バズーカ第二弾)
109.01円 15658.20円
2014年10月31日
109.34円 16413.76円
2014年11月4日(3連休明けの初日)
113.76円 16862.47円
2014年11月30日
118.23円 17459.85円
2014年12月30日(大納会)
120.55円 17450.77円
これに対して
2016年4月7日(約2年半ぶりのドル円相場109円台:10時30分現在)
109.60円 15830.74円
結局2014年10月30日の追加緩和が円相場と株価に与えた影響が
全て吹き飛んだことになります。
これで今月日銀が追加緩和に踏み切る可能性は益々高まったと思いますが
黒田バズーカ第二弾の様な効果はとても期待出来ないことが予想されますので
万一「焼け石に水」という結果になれば、株価は蟻地獄へ落ちることになるかも知れません。