国際石油開発帝石は、2016年3月期の連結純利益が前の期比67%減の260億円(従来予想は520億円)になったそうです。
資源価格の下落を受けて米国などにある油田を中心に追加で370億円の減損損失を計上したものの、前期末の配当は9円と従来予想を維持するそうです。
一方、営業利益は前の期比27%減の3890億円となり、従来予想を250億円上回ったそうです。
前回業績を修正した2月時点よりは原油価格が持ち直したことや、経費削減効果が出たようです。
売上高も同14%減の1兆110億円(従来予想は9970億円)に上方修正したそうです。
会見した村山昌博取締役常務執行役員は足元の原油価格について「今年は弱含んでいるが、2~3年間の中期的な視点では持ち直すだろう」との見方を示したそうです。
商社もそうですが、資源関連は苦労しているようですね。
ただ、営業利益が従来予想を上回ったのは良かったですね。
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