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日東電工が株価の下支えを狙い自社株買い200億円実施へ
日東電工は、200億円を上限とする自社株買いを実施するそうです。
株数では300万株を上限とし、発行済み株式数の1.82%に相当するそうです。
2003年と2010年に持ち合い株式の解消を目的に自社株買いを実施しましたが、今回は株主還元を主な目的とし、下落基調にある株価の下支えを狙うようです。
取得期間は3月1日から24日までで、2000億円程度ある潤沢な手元資金を活用して買い入れるそうです。
日東電工の29日の株価は5976円と年初から3割安い水準で、2016年3月期の連結純利益は過去最高を見込んでいますが、中国景気の減速などで主力の液晶関連部材の収益が悪化しつつあるようです。
これまで日東電工は手元資金の使い道として設備投資やM&A(合併・買収)など成長投資と配当を優先してきましたが、経営環境の変化を勘案し資本政策を柔軟に進めることにしたそうです。
自社株買いで取得した株の取り扱いについては「検討中」とのことです。
狙いどおり株価が上がるといいですね。
6988:5,976円
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関連銘柄:
日東電工(6988)
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