パナソニックが財務改善で還元強化し期末４円（年間６円）増配

[TAROSSAさん]

パナソニックは、従来は未定としていた2016年３月期の１株当たりの期末配当を14円と前期末比４円増やすそうです。

年間配当は24円（前期は18円）となるそうです。

新興国の通貨安や景気減速で、２月上旬に今期予想の連結営業利益を下方修正した半面、財務体質などが改善しており、株主還元を強化するとのことです。

 

年間配当は2009年３月期（30円）以来の高水準となり、増配は３年連続だそうです。

連結純利益に対する配当総額を示す連結配当性向は30～40％を目安としており、今期の純利益は前期比微増の1800億円を見込んでおり、配当性向は31％（前期は23％）となる計算です。

 

営業利益は、国内の太陽電池の販売減などが響き、７％増の4100億円を見込み、２月上旬に期初予想を200億円引き下げたそうです。

ただ、手元資金から有利子負債を差し引いたネットキャッシュは、2015年12月末で2200億円程度のプラスで、財務体質が改善しており、株主還元を推し進めるそうです。

 

河井専務は「継続的に配当の金額を増やす」とのことです。

 

これからも増配が続くといいですね。

 

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