昨夜のNY市場は今年初めて、上昇した日の引け前にお辞儀をしない強い引け方でした。
さらにダウのチャートも今年初めて10日線を越えて引けており
今度こそ本当に底打ち反転か?と少しだけ期待出来る内容だったと思います。
ロイターの報道によれば、OPEC加盟国と非OPEC産油国が減産に合意する可能性が浮上し
原油価格が急伸したことが最大の理由だそうですが
残念ながら32.41ドルまで上昇した原油先物は、現在30.48ドルまで下落しています。
また年初来、株価は乱高下を繰り返しながら一歩進んで二歩下がる状況が続いており
今夜も同じ経過を辿るかどうかは、FOMCの結果次第だと思われます。
因みに今月は、イエレン議長の記者会見が行われないため
FOMC終了後の声明文(日本時間28日午前4時15分に発表予定)の中で
緩和的な金融政策に言及するかどうかが焦点になりそうです。
ところで昨夜のCME円建ては17055円(前日比+395円)でしたが
FOMCの結果を見極めたいという投資家心理が働く筈なので
最終的には、利益確定売りに押される可能性が高い様な気がしています。
日経平均の予想レンジは、16850円~17150円。
但しドル円相場が118円台前半で推移すれば
17000円台を回復して引けるのは少々難しいと考えていますが
何しろ連日ボラティリティの高い相場が続いているので、果たしてどうなりますか?