欲を言えば、日経平均が17000円を回復して引ければbestシナリオでしたが
引け前30分からの利益確定売りは想定の範囲内なので、ほぼ予想通りの結果だったと思います。
無論、早速明日にでも、中国を震源とする波乱が起こる可能性は多分にありますし
ドル・円相場は依然として117円付近、原油先物も30ドルを挟んで膠着状態なだけに
今後も外部要因に振り回され、再度下値を探る展開も考えられます。
しかし政府として、日経平均17000円は何としても死守したい水準だと思われますし
再び噂の16800円を下回れば、政府・日銀に対する思惑や
国内機関投資家への期待感などから、16800円は意外に強い支持線になりそうな気がします。
年初からこれだけ急落した訳ですから、もういいでしょう (^_^;)ユルシテチョ
以下は、昨年末終値と今月の安値を比較した下落率です(単位:%)*参考までに
日経平均(-12.44)TOPX(-11.85)JPX日経400(-11.95)
東証2部指数(-8.84)日経JQ平均(-8.35)マザーズ指数(-15.01)
ダウ(-9.07)ナスダック(-11.73)S&P500(-9.10)
イギリス(-7.11)ドイツ(-11.15)フランス(-9.21)
イタリア(-10.38)スペイン(-10.48)上海総合指数(-19.67)
ご覧の様に、上海総合指数は飛び抜けて高い下落率です。(マザーズも余り変わりませんが
)
因みに、今日の終値は2913.84pt(前日比+0.44%、最安値からの戻り+2.33%)でしたが
3000pt台に乗せれば、他市場も一息つけるのではないかと感じています。
ところで、明日は中国の12月鉱工業生産と10~12月期GDPが発表されますので
東京市場は、またもや警戒しながらのスタートになりそうです。
以下は事前予想です。(発表予定時刻は日本時間AM11:00の予定)
12月鉱工業生産 (前年比)前回(+6.2%) 今回予想(+6.0%)
10~12月期GDP (前期比)前回(+1.8%) 今回予想(+1.8%)
10~12月期GDP (前年比)前回(+6.9%) 今回予想(+6.9%)
12月小売り売上高 (前年比)前回(+11.2%) 今回予想(+11.3%)
但し、年初に発表された製造業購買担当者景気指数(PMI)などから推察すると
やや怪しい予想ではないかという印象は拭えません。
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20160118-00000002-toushinone-bus_all
一難去ってまた一難となるのでしょうか?
気の抜けない毎日ですが、勉強だと割り切ってしっかり顛末を記録(記憶)しておけば
必ず今後に繋がる財産が得られると思います!
(今日の先物・オプション手口情報=オプション手口は最下段をクリックしてご覧下さい)
http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/invest_tool/futures/futures_top.asp
(後場の買い約定)
7751 キャノン
9984 ソフトバンク
NK225mini(買い建て)は持ち越し