以下のグラフは、1月5日時点のCME円建て玉の推移を示したものですが
このグラフは実需ではなく、投機的な通貨取引の建て玉を表しています。
ご覧の通り、このグラフ上では初めて円が買い越しに転じており
グローバルマクロ系ヘッジファンドが関与していることは間違いないと思います。
またグローバルマクロ系ヘッジファンドと云えば
米国の著名な投資家(投機家?)ジョージ・ソロスを思い浮かべますが
その彼が先日、中国経済の失速をきっかけに
世界経済は、2008年同様の金融不安に発展するなどとコメントしています。
さらに昨年中国株を売り抜けた後に、中国発の金融不安だけでなく
第三次世界大戦まで予言しています。
こうなると、一連の彼の発言と
今回の株価暴落に米系のグローバルマクロ系ヘッジファンドが関与しているという報道は
全く偶然ではない様な気がして仕方ありません。
(但しソロス氏の名誉のために、このブログは個人的な妄想としておきます)
<ジョージ・ソロスの発言 2016.1/7>
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-O0KTR06JIJUO01.html
<ジョージ・ソロスの発言、第三次世界大戦の可能性も。。。>
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20150818T1710510900
因みに昨年8月~9月の売り仕掛けは
CTAとイベントドリブン系ヘッジファンドが関与したとされており
為替に今回ほど大きな変化はなく、1ドル120円以上をキープしていました。
*グローバルマクロ系ヘッジファンドについて
http://www.toushin.com/faq/invest-faq/global-macro/
彼等がさらに売りを仕掛けて来るとすれば、ドル円相場は116円割れも充分考えられますが
チャートから判断すると、現状のドル円相場は昨年来の下限に近い位置にあり
ここからさらに円高に誘導するのは、かなり厳しいのではないかと推察しています。
http://jp.investing.com/currencies/usd-jpy-advanced-chart
因みに今後の株価見通しですが
週末のNY市場を見てお解かりの様に、投資家心理は不安から恐怖へ変わりつつあると思います。
しかしどう考えても、こういう下げ方は相場操縦を疑わざるを得ません。
そこで過去の事例を思い起こすと、一見無謀と思われる買い方が現われると
相場の底は近い様な気がします。
例えば「みんかぶ」会員さんのブログで、「目を瞑って買ってみた」という声が多くなれば
底は近いと思います。
現に、過去の暴落時に私が買い向かった時は、暫く遅れて株価はことごとく反転しています。
但しこれは自慢話ではなく失敗談なので誤解の無い様に(^▽^;)
つまり、常に買い向かうタイミングが早過ぎて失敗しているという話で
それ故、今回はぐっと辛抱しているという訳です。
しかし、頭と尻尾と胴体の半分をくれてやるのは、私にとっては日常茶飯事のことなので
多少フライングしても大勢に影響は無いと考え、買い向かう時は、何時も開き直っています。
所詮下げても16500円。戻せば18000円。ならば17000円は絶好の買い場。
17500円で買っても損は無い。
そんなイメージで、17000円を基準に昨日の日記に書いたシナリオを基に
週明けの相場に臨みたいと考えています。
みんかぶの皆さんに幸あれ! ◆\(・・)/◇