日経平均は大発会から3営業日続落し、842.93円安となりました。
現在ダウ先物は16900ドル、日経平均先物も18000円の攻防となっており
東京市場は明日(SQ前日)も波乱の一日になりそうです。
特に、昨日まで何とか踏ん張っていた新興株が崩れ始めたのは気掛かりで
最悪の場合、売りが売りを呼ぶ展開も想定して置いた方が良いのではないでしょうか。
また18000円以下の最多出来高帯は17700円~17800円ですから
ここで止まらなければ底抜けし、次は昨年9/30の終値17400円が視野に入ります。
因みに、現在ドル円相場は118円台前半ですが、ダウ先も大きく下落していますので
グローバルマクロ系ヘッジファンドの介入はほぼ決定的と言って良さそうです。
ところで昨年8月~9月の暴落時は、日経平均の最高値20808円 RER16.64倍(8/10)から
最安値(9/29)16930円 PER13.37倍(終値ベース)まで、何と18.6%も下落しています。
この時はCTAやイベントドリブン系ヘッジファンドが入り乱れて大暴落に繋がりましたが
およそ2ヶ月後に、暴落前の株価水準に戻りました。
では今回の予測ですが
こういう地合いでは、経験的に日経平均のPERは13.5倍が概ね下値メドになることが多く
今日現在のPERが推定14.98倍なので
最悪のシナリオであるPER13.5倍を想定した場合16500円という計算になります。
つまり17700円を下抜け、真空地帯に突入すれば16500円まで下落することも有り得るため
出来れば心理的節目の18000円で踏ん張って欲しいのですが。。。。。
それにしても、国内の機関投資家は全く頼りになりませんね。
