皆さん、新年明けましておめでとうございます!
今年も宜しくお願い致します<(_ _)>
早速ですが、年末の欧米市場は「掉尾の一振」が空振り三振に終わり
NYダウの年間騰落率は-2.28%という結果になりました。
日経平均が+9.07%であったことを考えると
世界的な景気減速や利上げを控え、投資家心理が思いの外慎重になっていたことが窺えます。
さて今日はNew Yearで主要市場の大半が休場ということもあり
東京市場の2015年大発会は波乱の幕開けになりそうですが
昨年もスタートで大きく躓いただけに、再び「節分底」のトラウマが甦ります。
唯一の期待は、1/4に前倒しで開催される通常国会ですが
内外の投資家心理を擽る様なサプライズが無ければ、1月は厳しい相場展開になる様な気がします。
「新年明けましておめでとうございます」と言ってはみたものの
こんなことなら「明けない方が良かった」なんてことにならない様に願いたいですね(^_^;)
因みに、当面の東京市場を左右する最も大きな要因は円相場だと考えていますが
年末、NY市場の下落に伴い、一瞬でしたが1ドル120円を割り込みました(119円99銭)。
しかしその後株価が安値圏で引けたにも関わらず、120円28銭で踏み止まったところをみると
120円の壁は意外に強固だという印象を受けましたので
少なくとも円ショートの買い戻しは一巡したと考えて良さそうです。
但し、今後NY市場の上値が重ければ、ハゲタカによる売り仕掛も充分考えられるため
その場合ドル売り円買いが進み、1ドル118円以下も覚悟する必要がありそうです。
また昨年の東京市場は、年初からヘッジファンドの売り崩しに遭い「節分底」を演じていますので
ヘッジファンドと特に関わりが深い「ABNアムロ、ニューエッジ、JPモルガン」の
日経平均先物・オプション手口には注意したいと考えています。
(気になる動きがあれば日記に書くつもりです)
ところで、日本には「終わり良ければ全て良し」という諺があります.
しかし投資家にとっては終わりも大事ですが、それ以上に最初が肝心で
スタートダッシュで躓くと、その後の売買が悪循環に陥り易いため
フライングだけは避けたいところです。
という訳で、2016年の1月相場は、予備の資金を充分確保しながら
慎重なスタートを切ることが賢明だと考えます。

