ウルトラセブン第13話「V3から来た男」は、1967年12月24日に放送されました。
この日はクリスマスイブでありますが、ウルトラセブンの台本は、地球防衛のための戦闘に明け暮れる男たちの物語でした。
でもクリスマスイブに戦闘は似合いません。
ということで、今回は、第一次世界大戦中に生じた、奇跡の「クリスマス休戦」を振り返ってみます。
1914年12月、ドイツ軍とフランス軍・英軍が、100メートルほどの距離で砲撃しあう悲惨な戦場がありました。
12月24日、ドイツ軍の陣地から「きよしこの夜」の調べが流れ、兵士たちがクリスマス・ツリーにキャンドルを灯しました。
その歌声を聞いたイギリス、フランス軍が自発的に停戦命令を出したようです。
そのとき、戦場は、戦場でなくなってしまったのでした。
両軍の兵士は、塹壕から出てきて、互いに握手を交わし、クリスマスを祝福し合ったのでした。
そして兵士たちは戦死者の合同埋葬式、記念写真撮影、親善サッカー試合等を行ったようです。
このような休戦は、いくつかの場所で発生したようでした。
本当は戦いたくないという兵士の気持ちと、愛する自国の為に戦わなければならない葛藤が起こした出来事でありました。
新年を迎える前に休戦は終わり、戦闘が再開されました。
その後、戦時中に3回のクリスマスを迎えましたが、再びこうした奇跡は起こることはありませんでした。
現場で勝手に交流されたら戦意が落ちるということで、両軍の休戦に合意した兵士たちは、上から厳重なる注意を受けたそうです。
そして両軍の上層部は、翌年のクリスマスには砲撃を増強するよう命じたのでした。
皮肉なことにこの休戦の後、第一次世界大戦は激しくなっていったのでした。
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