いよいよ今年の株式相場も7営業日を残すだけになりました。
しかし先週末は日銀の決定を巡り株価は乱高下し
不透明な先行きがさらに見え難くなって来た様な気がします。
ところで最近「掉尾(とうび)の一振」という言葉をやたらと見掛けます。
年末に向け、餅代稼ぎの国内投資家が増え
相場が盛り上げるとの期待があるからだと思いますが
売買が細る欧米市場は勿論、海外勢不在の東京市場も
仕掛け的な売りには注意が必要だと思います。
何故ならハゲタカファンドが閑散相場を狙う可能性が残されているからで
このことは12/4以来ずっと気になっていたことです。
因みに、先週末の東京市場は黒田バズーカが不発に終わったとはいえ
日経平均先物が19880円まで買われたのも明らかなフライングですが
直後に18800円まで売られたのも少々行き過ぎだと感じました。
その所為で、投資家心理が不安定なNY市場は、ダウが367ドル下落する事態になりましたが
原油相場も含め、全てが繋がっていると考えれば、私が感じた12/4のダウ高騰の違和感が
自分の中では完全に消化される様な気がします。
何れにしても、先週の後場から売り圧力が強まっているのは事実なので
今週も戻り売りの展開を予想して置いた方が賢明だと思います。
勿論「掉尾(とうび)の一振」となれば良いのですが
個人的には「掉尾(とうび)の空振り三振」になるのではないかと(^_^;)
まあ「当たるも八卦当たらぬも八卦」ということで、予想が外れた時はご勘弁を<(_ _)>