首都圏の新築マンションが24年ぶりの高値で6000万円超

[TAROSSAさん]

不動産経済研究所がまとめた11月の首都圏の新築マンション市場動向で、１戸あたりの平均価格が24年ぶりに６千万円を超えたそうです。

建設費の高止まりで販売価格が上昇傾向にあるうえ、都心を中心に高額物件の売れ行きは好調だったためで、11月の平均価格は6328万円と前年同月より21.1％高くなったそうです。

 

東京都区部の平均価格は8244万円と前年同月比29.1％上昇し、港区や文京区では平均価格が１億円を超える物件が売れたそうです。

埼玉県は5084万円と31.8％、千葉県も4543万円と13.2％上がったそうです。

 

首都圏全体の月間契約率は82.1％と、好不調の分かれ目を示す70％を３カ月ぶりに超えており、松田主任研究員は「デベロッパーは高額物件が目立つ都心の需要が旺盛だとみて開発の軸足を都心へ移している」とみているようです。

 

首都圏の発売戸数は前年同月比4.8％増の3496戸と３カ月ぶりに前年実績を上回っており、横浜市のマンション傾斜問題の影響もあり10月は前年実績を下回りましたが、11月は問題発覚前に発表した物件の発売が進んだこともありプラスに転じたようです。

一方、近畿圏の発売戸数は1696戸と14.1％減り、５カ月連続で前年実績を下回ったそうです。

 

サラリーマンだととても東京周辺ではマンションを買えませんね。