今週FOMCが終了するまでNY株式市場は様子見が続くと思われますが
ジャンク債投信に売りが殺到していることで、米国の金融市場が混乱に陥っている以上
今週の米国株はいきなり波乱含みでスタートする可能性がありそうです。
VIX指数が1週間で10%急騰したことからも分かる様に
こうした金融不安が燻っている地合いでは、今日の安値が明日の高値にならないとも限りません。
東京市場では先週から逆張り派の買いが観測されるとの報道がありましたが
個人的な印象としては、8~9月の暴落時とはやや状況が異なると考えています。
また、値頃感から買いたくなる気持ちは解かりますが
くれぐれも一定の資金(出来れば50%以上)を温存した上で売買されることをお勧めします。
因みに今日の日経平均は、CME(円建て)18680円に鞘寄せしてスターとすると思いますが
偶然にもこの株価は、11/2の終値18683円(直近の安値)と丁度同じ水準です。
従って、ここを容易に下回る展開になれば、18000円~18600円の大量出来高帯に突入し
万一NY市場の下げが続けば、売りが売りを呼ぶ展開も予想されますので
今日の株価推移は慎重に見守りたいと思います。
個人的にはポジションを落とすか、または先物でのヘッジを継続するか
何れかの選択を考えています。